一人暮らしの退去でよく出る7品目はどれですか?

結論

1R・1Kの退去時によく出る大型品7品目は「ソファ・ベッド/マットレス・洗濯機・冷蔵庫・電子レンジ・テレビ・カーペット」です。このうち洗濯機・冷蔵庫・テレビの3品目は家電リサイクル法の対象で粗大ごみには出せません。残る4品目(ソファ・ベッド/マットレス・電子レンジ・カーペット)は自治体の粗大ごみ収集が利用できます。

退去日が決まったとき、「大型家具・家電の処分費用はいくらかかるんだろう」と不安になる方は多いのではないでしょうか。特に、引越し先への持ち込みを断念した品目が重なると、予想以上の出費になることがあります。

まず重要な確認ポイントは、7品目のうち処分ルートが2種類に分かれることです。

この区別を押さえておくだけで、申込み先の間違いや「収集当日に回収してもらえなかった」というトラブルを防げます。

洗濯機・冷蔵庫・テレビは粗大ごみに出せません

洗濯機(衣類乾燥機)・冷蔵庫(冷凍庫)・テレビ・エアコンの4品目は、家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)の対象です。市区町村の粗大ごみ収集に申し込んでも受け付けてもらえません。

品目リサイクル料金(目安)収集運搬料合計目安
洗濯機(縦型・主要メーカー) 2,530円〜(税込) 1,000円〜2,500円程度 3,500〜5,000円程度
冷蔵庫(170L以下・主要メーカー) 3,740円〜(税込) 1,000円〜2,500円程度 4,700〜6,200円程度
テレビ(液晶16型以上・主要メーカー) 2,970円〜(税込) 1,000円〜2,500円程度 4,000〜5,500円程度
※ 2026年10月時点の目安金額です。リサイクル料金はメーカーにより異なります。正確な料金は家電リサイクル券センター(RKC)のサイトでメーカー名から確認できます。収集運搬料は依頼先の販売店・業者が独自に設定するため、自己搬入(指定引取場所への持込)なら収集運搬料を0円にできます。

費用を抑えたい場合は、指定引取場所へ自分で持ち込む「自己搬入」ルートが最安になります。郵便局窓口でリサイクル料金を振り込んでリサイクル券を作成し、指定引取場所へ搬入すると、収集運搬料がかかりません。テレビは乗用車でも運びやすく、自己搬入との相性がよい品目です。

洗濯機・冷蔵庫・テレビの詳しい処分方法は、洗濯機の処分ガイド・冷蔵庫の処分ガイド・テレビの処分ガイドでそれぞれ解説しています。

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粗大ごみ4品目の5都市料金比較

粗大ごみナビ収録の自治体公式データ(2026年10月時点)から、粗大ごみに出せる4品目の料金を5都市で比較しました。「東京23区」は代表として渋谷区の料金を使用しています。なお自治体ごとにサイズ区分や品目名が異なるため、各市区ページの最新情報もあわせてご確認ください。

ソファ(1人掛け相当)

都市・市区料金備考
東京・渋谷区900円1人掛け区分
横浜市500円1人用区分
大阪市700円いす・ソファー共通区分
名古屋市1,000円1〜2人掛け区分
札幌市500円小型(1〜2人掛け)区分

ベッドフレーム(シングル)+マットレス(スプリング入り)

都市・市区フレーム料金スプリングマットレス合計目安
東京・渋谷区1,300円1,300円(シングル)2,600円
横浜市1,000円2,200円3,200円
大阪市1,000円—※1,000円〜
名古屋市1,500円1,000円〜1,500円2,500〜3,000円
札幌市1,000円1,800円2,800円

※ 大阪市はベッドフレームと独立したマットレス品目の区分を確認済みですが、マットレス単体の料金は収集区分が品目によって異なるため、大阪市の粗大ごみガイドで最新情報をご確認ください。

電子レンジ

都市・市区料金
東京・渋谷区400円
横浜市500円
大阪市400円
名古屋市500円
札幌市500円

カーペット(6畳相当)

都市・市区料金(6畳程度)区分の考え方
東京・渋谷区900円1畳超区分
横浜市500円畳数問わず一律
大阪市1,000円程度最大辺の長さで判定(2.5m以上)
名古屋市1,000円6畳以上区分
札幌市500円6畳以上区分
※ 2026年10月時点の収録データに基づく金額です。料金は改定される場合があります。お申し込み前に必ず各自治体の公式情報をご確認ください。

5都市・7品目の処分費用を試算するといくらですか?

上記の料金データをもとに、「ソファ(1人掛け)・ベッドフレーム(シングル)+スプリングマットレス・電子レンジ・カーペット(6畳)」の粗大ごみ4品目と、「洗濯機・冷蔵庫・テレビ」の家電リサイクル3品目を合わせた全7品目の処分費用を試算しました。

品目東京(渋谷区)横浜市大阪市名古屋市札幌市
ソファ(1人掛け)900円500円700円1,000円500円
ベッド+マットレス2,600円3,200円1,000円〜2,500〜3,000円2,800円
電子レンジ400円500円400円500円500円
カーペット(6畳)900円500円1,000円程度1,000円500円
粗大ごみ4品目 合計約4,800円約4,700円約3,100円〜約5,000〜5,500円約4,300円
洗濯機(リサイクル)3,500〜5,000円程度(全国共通・メーカー・依頼先により変動)
冷蔵庫(リサイクル)4,700〜6,200円程度(170L以下・全国共通・メーカー・依頼先により変動)
テレビ(リサイクル)4,000〜5,500円程度(液晶16型以上・全国共通・メーカー・依頼先により変動)
7品目 合計目安約17,000〜22,500円約17,000〜23,000円約15,300〜20,000円〜約17,200〜23,200円約16,500〜22,000円
この試算について:粗大ごみの料金は各自治体の公式データに基づきます。家電リサイクル3品目のリサイクル料金は主要メーカーの代表例であり、メーカー・機種・依頼先によって大きく変わります。自己搬入を選ぶと収集運搬料を節約できます。実際の処分前には必ず各自治体・各メーカーの公式情報をご確認ください。

粗大ごみ4品目だけでも東京・横浜・名古屋は5,000円前後かかります。7品目合計では都市にかかわらず15,000〜23,000円程度が目安の幅になります。家電リサイクル3品目は全国共通のリサイクル料金が発生するため、どの都市でも料金の差は収集運搬料の差に限られます。自己搬入でその差を縮めることも可能です。

退去日から逆算するスケジュールと節約のコツ

退去前の粗大ごみ処分は、スケジュール管理が最大の節約策といえます。「間に合わなかった」ときの民間業者依頼は、自治体収集の数倍のコストになることがあります。

退去日から逆算した目安スケジュール

タイミングやること
退去日の4〜5週間前処分品目を全て洗い出す。粗大ごみ対象か・家電リサイクル対象かを仕分けする
退去日の3〜4週間前自治体の粗大ごみ収集を申込む(収集まで1〜2週間かかるため)。洗濯機・冷蔵庫は購入店への問い合わせ・郵便局振込手続きを開始する
退去日の2週間前処理券を購入して品目に貼る。収集日を確認して引越しスケジュールと調整する
収集当日朝8時頃までに指定場所へ出す(時刻は自治体により異なる)

3〜4月は申込みが集中して収集まで2〜3週間かかることもあります。退去日が決まったらすぐに動くのが安心です。

節約のポイント

⚠️ 「退去日当日に回収に来る」業者には注意
  • 退去日直前に「何でも回収します」と声をかけてくる業者の中に、積み込み後に高額請求するケースが報告されています
  • 家庭の粗大ごみを収集・運搬できるのは、市区町村自身か、市区町村の許可・委託を受けた業者だけです
  • 急な依頼が必要な場合は、お住まいの自治体の窓口に許可業者を紹介してもらいましょう

よくある質問

一人暮らしの退去時に粗大ごみになりやすい品目はどれですか?
ソファ・ベッド/マットレス・電子レンジ・カーペットは自治体の粗大ごみ収集に出せます。洗濯機・冷蔵庫・テレビは家電リサイクル法の対象品目のため粗大ごみには出せず、別途リサイクル料金と収集運搬料が必要になります。退去前にこれらの品目を正確に把握し、それぞれ正しい処分ルートに振り分けることが重要です。
洗濯機・冷蔵庫・テレビは粗大ごみに出せますか?
出せません。洗濯機(衣類乾燥機)・冷蔵庫(冷凍庫)・テレビ・エアコンの4品目は家電リサイクル法の対象で、市区町村の粗大ごみでは収集できません。リサイクル料金(洗濯機2,530円〜・冷蔵庫170L以下3,740円〜・液晶テレビ1,870円〜)と収集運搬料が別途必要です。買い替え店への持ち込みか、郵便局振込方式でリサイクル券を作成して指定引取場所に自己搬入することが主なルートです。
一人暮らしの粗大ごみ4品目(ソファ・ベッド・電子レンジ・カーペット)の合計費用はいくらですか?
粗大ごみナビ収録の自治体公式データ(2026年10月時点)に基づく試算では、東京・渋谷区で約4,800円、横浜市で約4,700円、大阪市で約3,100円(ベッドフレームのみ・マットレス別途)、名古屋市で約5,000〜5,500円、札幌市で約4,300円が目安です(ソファ1人掛け・シングルベッドフレーム+スプリングマットレス・電子レンジ1台・カーペット6畳の合計)。料金は改定される場合があります。お申し込み前に必ず各自治体の公式情報をご確認ください。
退去前の粗大ごみはいつから申し込めばいいですか?
退去日の3〜4週間前から動き始めるのが安心です。自治体の粗大ごみ収集は申込みから1〜2週間程度かかることが多く、3〜4月の引越しシーズンはさらに混雑します。退去日が決まったら、すぐに品目と料金を確認して申込みを済ませておくと安心です。家電リサイクル法対象品(洗濯機・冷蔵庫・テレビ)は購入店への連絡や郵便局振込の手続きに別途時間がかかるため、こちらも早めに動きましょう。
粗大ごみの自己搬入で費用を節約できますか?
持ち込み処分の料金を収集より安く設定している自治体があります。例えば八王子市の施設持ち込みは10kgごとに350円の重量制です(2026年10月時点)。まとめて複数品目を処分する場合に節約効果が出やすい方法です。ただし事前予約・本人確認書類の提示が必要な場合が多く、運搬手段も必要です。

掲載している料金・申込方法は各自治体の公式情報をもとに作成していますが、改定等により実際と異なる場合があります。お申し込み前に必ず各自治体の公式情報をご確認ください。

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