鏡台・ドレッサーの処分費用はいくらかかりますか?
自治体の粗大ごみ収集を利用した場合、鏡台・ドレッサーの処分費用は300円〜1,300円が目安です(2026年5月時点・主要8都市比較)。横浜市・八王子市・名古屋市・札幌市は500円、京都市は400円。東京23区は高さで料金が3区分され、一般的なドレッサー本体は900円〜1,300円になるケースが多いです。
鏡台・ドレッサーは、鏡と引き出しが一体になった化粧用の家具です。一辺30cm(基準は自治体により異なります)を超えるものがほとんどのため、基本的に粗大ごみに分類されます。
料金体系は大きく2タイプに分かれます。ひとつは横浜市や名古屋市のように「鏡台・ドレッサー」1品目で料金が固定されているタイプ。もうひとつは東京23区に多い、本体の高さ(40cm未満/40〜70cm未満/70cm以上)で料金が変わるタイプです。
卓上に置く小型の鏡台なら300円〜500円で済む一方、鏡付きの一体型ドレッサーは高さ130cmを超えるものが多く、高さ区分のある自治体では最上位の料金になります。まずは実際の料金を比較表で確認してみましょう。
主要8都市の鏡台・ドレッサー粗大ごみ料金比較表
粗大ごみナビに収録している自治体公式データ(2026年5月時点)から、主要8都市の鏡台・ドレッサー処分料金を比較しました。市区名のリンクから、その市区の全品目の料金を確認できます。
| 市区 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| 千代田区 | 300円(高さ40cm未満)/600円(40〜70cm未満)/900円(70cm以上) | 高さで3区分 |
| 新宿区 | 400円/900円/1,300円 | 区分は千代田区と同じ高さ基準 |
| 渋谷区 | 400円/900円/1,300円 | 「ドレッサー」品目も同料金 |
| 八王子市 | 500円 | 三面鏡含む・持ち込みも可 |
| 横浜市 | 500円 | サイズ区分なし |
| 名古屋市 | 500円 | 鏡台・ドレッサー共通・持ち込みも可 |
| 京都市 | 400円 | 持ち込みも可 |
| 札幌市 | 500円 | 鏡台・ドレッサー共通・持ち込みも可 |
比較すると、料金固定タイプの都市では400円〜500円に収まっている一方、高さ区分のある東京23区では、同じドレッサーでも300円から1,300円まで4倍以上の幅があります。「うちのドレッサーはどの区分?」を正しく判断するために、申込み前に本体の高さをメジャーで測っておくことが大切です。
三面鏡・一面鏡・スツール付きはどう扱われますか?
鏡台・ドレッサーには、三面鏡タイプ・一面鏡タイプ・スツール(椅子)付きなどさまざまな形があります。申込み時に迷いやすいポイントを整理します。
三面鏡か一面鏡かではなく「高さ」で決まる
鏡の枚数で料金が変わる自治体はほとんどなく、本体のサイズ(特に高さ)で区分される方式が一般的です。例えば千代田区では、三面鏡でも一面鏡でも高さ40cm未満なら300円、70cm以上なら900円です。八王子市のように、三面鏡を含めて「鏡台」1品目500円としている自治体もあります。
スツール(椅子)は別品目・別料金になる場合が多い
セットで購入したスツールでも、収集時は「椅子」という別品目として扱われ、1点分の料金が別途かかるのが一般的です。八王子市の場合、鏡台500円に対して椅子(小型・最長辺70cm未満)は200円です(2026年5月時点)。同じ収集日にまとめて申し込めるため、「鏡台1点・椅子1点」と点数を分けて伝えましょう。点数を申告し忘れると、当日スツールだけ回収されないことがあります。
鏡と台が分離するタイプは「元の形」で判断
鏡部分を取り外せるタイプでも、分解した状態ではなく組み立てた状態のサイズで判断する自治体が多いです。分解して別々の品目として出せるかどうかは自治体により扱いが異なるため、自己判断せず申込み時に確認するのが確実です。
鏡台・ドレッサーを粗大ごみで出す手順【4ステップ】
鏡台・ドレッサーの処分は、多くの自治体で共通する「戸別収集」の4ステップで完了します。
引き出しの化粧品・アクセサリー・小物をすべて取り出し、完全に空にします。あわせて本体の高さ・幅を測り、スツールの有無も確認しておくと申込みがスムーズです。
💡 料金はアプリで市区と品目を選ぶだけでわかります電話またはインターネットで申込み。品目「鏡台(サイズ区分)」と点数を伝え、スツールがあれば「椅子」も追加します。鏡が割れている場合はこの時点で状態を伝えましょう。
コンビニ等で指定金額分の処理券を購入し、受付番号を記入して鏡台の見やすい場所に貼ります。スツールも出す場合は、それぞれに処理券が必要です。
当日の朝8時頃まで(時刻は自治体により異なります)に自宅前など指定の場所へ。鏡面を壁側に向けて置くと、通行人や収集員に対してより安全です。
申込みから収集までは、一般的に1〜2週間程度かかることが多いです。3〜4月の引越しシーズンはさらに混み合うため、処分の予定が決まったら早めに申し込むことをおすすめします。
鏡が割れている・割れそうなときはどうすればいいですか?
鏡台・ドレッサーの処分でもっとも注意したいのが、鏡の割れです。割れた鏡は収集員や通行人のけがにつながるため、養生をしてから出すのが基本のマナーです。すでに割れている場合も、粗大ごみとして出せる自治体が一般的ですが、次の手順で安全に処理しましょう。
ひび割れた鏡は、触れただけで破片が落ちることがあります。作業前に必ず軍手や厚手の手袋を着け、床に新聞紙を敷いておくと後片付けも安全です。
ひびの上から格子状にガムテープや養生テープを貼り、破片が飛び散らないよう固定します。割れていなくても、運搬中の破損防止として鏡面全体に貼っておくと安心です。
テープの上から厚紙や段ボールを当てて、鏡面全体を覆います。毛布や緩衝材で包む方法でも構いません。
覆った段ボールの上に、油性ペンで「ワレモノ」「キケン」と大きく書いて貼ります。収集員がひと目で危険に気づけるようにすることが目的です。
- 鏡が本体から外れて割れた場合、鏡単体は「不燃ごみ」扱いとする自治体があります。破片は厚紙に包んで「キケン」と表示して出すのが一般的です
- 本体と一体のまま出せるか・鏡だけ分けるかは、申込み時に状態を伝えて指示を確認するのが確実です
- 養生に自信がないほど大きく割れている場合は、無理に運ばず自治体の窓口に相談しましょう
なお、八王子市のように鏡単体を「鏡」という品目(200円・2026年5月時点)で収集している自治体もあります。姿見や壁掛けミラーをあわせて処分したい場合は、鏡台とは別の品目として申し込みましょう。
中に残った化粧品・小物はどう処分すればいいですか?
鏡台・ドレッサーは「中身を完全に空にしてから出す」のが大原則です。化粧品や小物が残ったままだと、収集時にこぼれたり、収集員が対応できず持ち帰りになったりすることがあります。処分前に引き出しをすべて開けて、次のように分別しましょう。
- 化粧水・乳液・クリームなど:中身は新聞紙や布に吸わせて可燃ごみへ。容器はプラスチック・ガラス・金属の素材ごとに、自治体の分別ルールに従って出します。
- ヘアスプレー・制汗スプレーなどのスプレー缶:必ず中身を使い切ってから出します。穴あけの要否は自治体により異なるため、分別表の指示に従いましょう。
- マニキュア・香水などのガラス瓶:中身を出し切れない場合の扱いは自治体差が大きい品目です。迷ったら不燃ごみの区分やごみ分別アプリで確認しましょう。
- アクセサリー・ヘアアイロンなどの小物:金属製品や小型家電は、不燃ごみや小型家電回収ボックスの対象になる場合があります。
よくある質問
掲載している料金・申込方法は各自治体の公式情報をもとに作成していますが、改定等により実際と異なる場合があります。お申し込み前に必ず各自治体の公式情報をご確認ください。